2014/1/13

【先週(1/6の週)の米国IPO】

先週は今年最初となる1社が株式公開しました。

GlycoMimetics(GLYC)
・バイオ(メリーランド州Gaithersburg)
・鎌状赤血球症や急性骨髄性白血病の治療
・$56M調達、時価総額$116M、初日13%上昇

【後記】

今年最初のIPOは昨年11月から延期していたGlycoMimeticsでした。昨年IPOしたバイオ銘柄のアフターマーケットの平均上昇率が44%と好調だったことや、肝臓疾患治療薬のIntercept Pharmaceuticalsが臨床試験の好結果を受けて先週2日間で6倍と急騰したことを受けて、当面はバイオIPOが活発となりそうです。

先週は他にも5社が値決めをしており、13社が登録を申請しました。エネルギー、金融、バイオが多いですが、インターネット関連ではCare.com、Viggleがあります。今年は、Alibaba、Dropbox、Box、Lending Club、Ally Financials(旧GMファイナンス子会社)などのIPOの可能性も注目されています。

本ニュースレターのお休み期間中、未公開企業では、
・モバイル・サイバー・セキュリティのZimperiumが$8M
・適応学習プラットフォームのKnewtonが$51M
・LED照明のLucibelが€15M
・商業不動産賃貸プラットフォームのHighttowerが$2M
・地元住宅修繕業者斡旋アプリのHomeCallが$1.5M
・Facebook広告のAdEspressoが$0.5M
・ソーシャルERPのManaltoが$1M
・海外留学生向け授業料決済システムのPeerTransferが$6M
・節水ソリューションのHydroPointが$2M
・最新ファッション通販サイトのModa Operandiが$22M
・磁石インプラント治療のTorax Medicalが$14M
・自販機用タッチスクリーンのAirVendが$1M
・ゲノム分析ソフトのTute Genomicsが$1.5M
・DNA治療のAgilisが$8M
・皮膚科治療薬のAlexarが$22M
・DNA配列データ管理のDNAnexusが$15M
・ビデオ・コンテンツ・マーケットプレースのVidibleが$3M
・メタボロミクス診断のMetabolonが$15M
・オンライン広告のIntegral AdScience(旧AdSafe Media)が$30M
・ゲノム解析ソフトのOmiciaが$7M
・ニュースサイトのMashableが$13M
・健康保険のOscarが$30M
・オンラインTVのAereoが$34M
・蓄電システムのAquion Energyが$55M
・住宅購入支援ソフトのAmitreeが$3M
を調達しました。

ベンチャー関連のM&Aでは下記のような案件が話題となりました。
・PTCがThingWorxを$112Mで買収(製品ライフサイクル管理にInternet of Thingsを活用)
・Motolora SolutionsがTwisted Pairを買収(業務用通信ソリューション)
・FireEyeがMandiantを$1B強で買収(セキュリティ)
・Palo Alto NetworksがMorta Securityを買収(セキュリティ)
・Verint SystemsがKana Softwareを$514Mで買収(ビジネスインテリジェンス)
・MicrosoftがParatureを買収(カスタマサービス)
・YPがSense Networksを買収(モバイル広告)
・Becton DickinsonがAlverixを買収(医療診断機器)
・YahooがAviateを買収(Androidアプリ)
・CitrixがFramehawkを買収(デスクトップ仮想化)

日本市場での今年最初のIPOは来月、眼疾患治療のアキュセラ・インクとなります。

今年もよろしくお願いいたします。

【発行人】

坂崎 昌平
Trans-it Capital LLC
https://venturewatch.wordpress.com

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