米国VC統計チェック(2020年)

【米国VCファンド募集】

2020年のファンド募集総額は$74Bで前年比35%増加した。激変する環境でのベンチャーへの期待や金融緩和継続による堅調な株式市場が追い風となった。

ただし、実績あるVCの大型ファンドに資金が集中しており、2020年の新設ファンド数は321で前年比36%減少となっている。

【米国VC投資活動】

2020年のVC投資総額は$156Bで前年を13%ほど上回った。米国のVC投資総額が$150Bを超えるのは史上初とのことである。投資件数は12,254件で前年とほぼ同水準だった。

コロナ禍の影響で、ワクチン開発、遠隔診療、Eコマース、宅配、遠隔ワーク関連の投資が活発化した。レーターステージの大型案件に資金が集中しており、アーリーステージの資金調達は1割ほど減少した。

【米国VC投資先Exit】

2020年のVC投資先Exitは昨年とほぼ同水準の1,101件だった。IPOは年後半に急増して前年を24%上回る120件となった。Airbnb、Snowflake、DoorDashなどのユニコーンが株式公開した。

データ出典:National Venture Capital Association、米国IPO週報