【米国VCファンド募集】
2023年のファンド募集総額は$67Bで、前年から61%減少した。コロナ危機前の2019年に近い水準であるが、その後のインフレを考慮すると相当な落ち込みといえる。
VCの投資余力は2023年第4四半期の時点で過去最大の$303Bに達している。一方で、現存する未公開のVC投資先は54,000社にのぼる。
単純計算すると、投資余力は1社につき$6Mであり(2023年の平均調達額は$11M)、VCによる投資先の選別や事業計画の見直しが進んでいる。
【米国VC投資活動】
2023年のVC投資総額は$171Bで、前年から30%減少した。投資件数は15,766件で前年から10%減少した。
AnthropicとOpenAIの2社で$17Bを調達するなど、投資総額の3分の1がAI関連に集中しており、その他のスタートアップにとって資金調達環境はより厳しくなっている。
CVCが参加したVC投資の全体に占める比率は件数ベースで23%と2014年以来の低水準となった。
【米国VC投資先Exit】
2023年のVC投資先Exitは前年を19%下回る1,129件だった。Exitバリュエーションの総額は$120Bと、前年を19%ほど下回っている。
VC投資先ExitのうちIPOは83件で全体の7%を占めた。
大型IPO案件としては、Instacart(食品スーパー宅配;IPO時価総額$10B→現在$9.3B)、Klaviyo(マーケティング自動化;$9.2B→$7.2B)があった。
データ出典:National Venture Capital Association、米国IPO週報
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