米国IPO週報 x SDGs:Goal 15 Life on Land

Goal 15:陸の豊かさも守ろう「陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処、ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する」

(関連アジェンダ)

15.2 2020年までに、あらゆる種類の森林の持続可能な管理の実施を促進し、森林破壊を阻止し、劣化した森林を回復し、世界全体で植林と森林再生を大幅に増加させる。

15.3 2030年までに、砂漠化に対処し、砂漠化、干ばつ、および洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地と土壌を再生し、土地劣化に対してニュートラル(正味ゼロ)な世界の達成に尽力する。

15.b あらゆるレベルであらゆる供給源から多大な資源を動員して持続可能な森林管理の資金を調達する。開発途上国に対して適切なインセンティブ(刺激策)を提供し、保全や森林再生などの持続的な森林管理の向上を図る。

(関連カテゴリー)

<環境、エネルギー、食糧生産>

ここでは土壌改良や植林に関連するスタートアップを取り上げた。土壌改良に植物共生菌を使うバイオ的なアプローチやカーボンオフセットと植林プロジェクトを組み合わせるアプローチが見られる。

(関連スタートアップ)

Finite CarbonをBPが買収(森林カーボンオフセット)
https://www.finitecarbon.com/

森林再生支援のTerraformationが$30M
https://www.terraformation.com/

農地土壌改良のSound Agricultureが$22M(植物共生菌)
https://www.sound-ag.com/

二酸化炭素排出権マーケットプレースのPachamaが$15M(植林プロジェクト)
https://pachama.com/

農地土壌分析のBiome Makersが$15M(細菌叢DNA解析)
https://biomemakers.com/

*金額は直近ラウンド;調達時期は2020年1月~2021年8月

(関連IPO)

Montrose Environmental(MEG)
https://montrose-env.com/
・環境(カリフォルニア州Irvine)
・環境保全サービス;土壌、水質の評価、修復
・設立2012年、従業員1,730人
・売上$234M、損失$24M、時価総額$325M
・$150M調達、初日47%上昇(2020年7月)

【更新情報】

森林再生のDroneSeedが$36M(ドローンで種苗散布)
https://droneseed.com/

植生管理のAiDashが$27M(衛星画像解析)
https://www.aidash.com/

(2021年10月18日更新)

森林火災データ予測解析のKettleが$25M(再保険ソリューション)
https://ourkettle.com/

(2022年1月3日更新)

環境プロジェクト開発のThe Shared Woodが$500M(Nature-based Solutions;森林保護、土壌修復など;AXA、Engieも出資)
https://thesharedwood.com/

(2022年3月1日更新)

森林/農地保全管理のVibrant Planetが$17M(計画、監視)
https://www.vibrantplanet.net/

(2022年7月2日更新)

森林火災検知のPanoが$20M(監視カメラ、衛星画像など)
https://www.pano.ai/

Earth Force Technologies, a start-up dedicated to mitigating catastrophic wildfire, announced its seed raise of $8.6M
https://vcnewsdaily.com/earth-force-technologies/venture-capital-funding/phhkwzbsmf

(2022年12月1日更新)

Chloris Geospatial Closes Seed Extension Round
https://vcnewsdaily.com/chloris-geospatial/venture-capital-funding/zbydrnsbkf

(2023年4月3日更新)

UK-based Pivotal secures €5.1M for its large-scale biodiversity measuring technology
https://siliconcanals.com/crowdfunding/pivotal-secures-5-1m/

(2023年5月1日更新)

合成生物学のAllonniaが$30M(PFAS除去、1,4-ジオキサン分解;BHPも出資)
https://allonnia.com/

森林火災検知のPanoが$17M(監視カメラ、衛星画像など;Salesforce、T-Mobileも出資)
https://www.pano.ai/

(2023年7月31日更新)

Aquagga, Univ. of Washington spinout, aims to eliminate ‘forever chemicals’ with destruction tech system
https://www.aquagga.com/post/univ-of-washington-spinout-aims-to-eliminate-forever-chemicals-with-destruction-tech-system

(2023年8月28日更新)

Rain, a leader in aerial wildfire containment technology, announces $9.7M in Seed Financing
https://vcnewsdaily.com/rain/venture-capital-funding/vnsbcfvsll

(2023年9月25日更新)

森林/農地保全管理のVibrant Planetが$15M(計画、監視;Citi、Microsoftも出資)
https://www.vibrantplanet.net/

植生管理のOverstoryが$14M(衛星画像データ解析;電力会社向け森林火災防止)
https://www.overstory.com/

(2023年10月30日更新)

植生管理のAiDashが$50M(衛星画像解析;Schneider、Shell、Edisonも出資)
https://www.aidash.com/

樹木健康状態監視のSeeTreeが$18M(衛星画像、ドローン、IoTセンサ)
https://www.seetree.ai/

(2024年1月29日更新)

* 2024年4月以降はプレミアム版リストで紹介しています。

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米国IPO週報 x SDGs:Goal 16 Peace, Justice and Strong Institution

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Goal 16:平和と公正をすべての人に「持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する」

(関連アジェンダ)

なし

(関連カテゴリー)

<ICTインフラ、エンタープライズ、マーケティング>

目次でも述べたように、Goal 16の 「平和と公正をすべての人に」の各アジェンダは国家や国際間の司法制度に関するもので民間企業がイニシアティブをとることは難しい。ここではGoalの文言を広く解釈して警察向けITソリューションのスタートアップを取り上げてみた。

(関連スタートアップ)

デジタルフォレンジックのCellebriteが逆さ上場(犯罪捜査など;NASDAQ:TWCT→CLBT)
https://www.cellebrite.com/

緊急通報APIのRapidSOSが$85M(IoT機器からも警察や消防に通報)
https://rapidsos.com/

警察向けSaaSのMark43が$38M(データ共有/解析)
https://www.mark43.com/

クラウド緊急通報受理/派遣手配のRapidDeployが$29M(警察、消防、救急)
https://rapiddeploy.com/

*金額は直近ラウンド;調達時期は2021年(8月末まで)

【更新情報】

警備データ解析のOnticが$40M
https://ontictechnologies.com/

(2022年1月3日更新)

緊急通報APIのRapidSOSが$85M(IoT機器からも警察や消防に通報)
https://rapidsos.com/

クラウド緊急通報受理/派遣手配のRapidDeployが$29M(警察、消防、救急)
https://rapiddeploy.com/

警察向けSaaSのMark43が$38M(データ共有/解析)
https://www.mark43.com/

警察/検察ソリューションのCivicEyeが$12M
https://www.civiceye.com/

(2022年8月1日更新)

CASEをKnightscopeが買収(緊急用公衆電話 x 警備ロボット)
https://www.caseemergencysystems.com/

緊急通報APIのRapidSOSが$75M(IoT機器からも警察や消防に通報;Honeywell、Microsoftも出資)
https://rapidsos.com/

(2022年11月7日更新)

サイバー犯罪対策のBinalyzeが$19M(証拠収集)
https://www.binalyze.com/

(2023年9月25日更新)

* 2024年4月以降はプレミアム版リストで紹介しています。

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米国IPO週報 x SDGs:Goal 17 Partnerships for the Goals

Goal 17:パートナーシップで目標を達成しよう「持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する」

(関連アジェンダ)

なし

(関連カテゴリー)

<フィンテック>

国連広報センターによれば「2030アジェンダ」(SDGs)の実施に当たってパートナーシップを強化すべき領域は資金、貿易、技術などである。具体的には、開発途上国のプロジェクトへの資金的な支援(例、地球環境ファシリティアジアインフラ投資銀行)、政府開発援助(ODA)、グローバル貿易や海外直接投資の促進などがある。民間レベルでのパートナーシップの強化としては、NPO寄付やESG投資、フェアトレード、社会的課題の解決を意識した新規事業開発やオープンイノベーションの取り組み、などが上記のような文脈でのSDGsの実現に貢献すると思われる。

(関連スタートアップ)

OpenInvestをJPMorgan Chaseが買収(ESG投資ソリューション)
https://www.openinvest.com/

NPO寄付金募集プラットフォームのClassyが$118M
https://www.classy.org/

オンライン銀行のAspirationが$50M(ESG金融商品を提供)
https://www.aspiration.com/

寄付金募集のBloomerangが$33M(支援者管理)
https://bloomerang.co/

富裕層データのWindfallが$21M(寄付金募集支援)
https://windfalldata.com/

*金額は直近ラウンド;調達時期は2021年(8月末まで)

【更新情報】

SDGs関連プロジェクト向けブロックチェーンの5ireが$100M
https://5ire.org/

(2022年3月1日更新)

ESG投資コミュニティのGoImpactが$22M
https://www.goimpact.today/home

NPO支援のBeam Impactが$13M(通常の買い物で企業が寄付)
https://beamimpact.com/

(2022年5月4日更新)

NPO設立/寄付金募集支援のResiliaが$35M(ソフトバンクも出資)
https://www.resilia.com/

(2022年11月7日更新)

寄付金マッチングのSpiralが$28M(銀行向けAPI)
https://spiral.us/

(2022年4月3日更新)

SureImpact, a software platform specifically designed for all members of the social-good ecosystem, scores $2M seed funding
https://vcnewsdaily.com/sureimpact/venture-capital-funding/thrhkrbphz

(2022年5月30日更新)

* 2024年4月以降はプレミアム版リストで紹介しています。

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