【米国VCファンド募集】
2025年の第1四半期まで(3か月間)のファンド募集総額は$10Bだった。通年に換算すると前年を49%下回るペースとなっている。
VCの投資余力は2025年第1四半期の時点で$290Bに減少している。一方で、現存する未公開のVC投資先は58,500社にのぼる(2024年末時点)。
単純計算すると、投資余力は1社につき$5M弱であり(2024年の平均調達額は$14M)、資金調達環境は厳しさが増している。
【米国VC投資活動】
2025年の第1四半期までのVC投資総額は$92Bで、通年換算で前年を71%上回るペースとなっている。投資件数は3,990件で、同じく7%上回っている。
OpenAI($40B)、Anthropic($4.5B)、Infinite Reality($3B)といった生成AIの大型案件が資金調達金額を引き上げた。
全体としては、米国政府の支出削減や関税政策の混乱など、スタートアップの事業環境の不透明化を反映して、VCの投資活動は抑制される傾向にあるようだ。
CVCが参加したVC投資の全体に占める比率は件数ベースで23%と昨年と同水準で推移している。
【米国VC投資先Exit】
2025年の第1四半期までのVC投資先Exitは385件だった(通年換算で前年を22%上回るペース)。うちIPOは12件で全体の3%と低迷している。
2024年の第1四半期までのExitバリュエーションの総額は$56Bで、通年に換算すると昨年を42%上回るペースとなっている。その総額の40%をCoreWeaveのIPOが占めた。