
(関連アジェンダ)
1.4 2030年までに、貧困層及び脆弱層をはじめ、すべての男性及び女性が、基礎的サービスへのアクセス、土地及びその他の形態の財産に対する所有権と管理権限、相続財産、 天然資源、適切な新技術、マイクロファイナンスを含む金融サービスに加え、経済的資源についても平等な権利を持つことができるように確保する。
(関連カテゴリー)
<フィンテック>
Goal 1 No Povertyは、主として国連による発展途上国の貧困対策に関連するもので、アジェンダ1.4ではGrameen BankやKivaのようなマイクロファイナンスの取り組みが想定されている。米国の貧困問題は差別や格差の問題として認識されていて、既存の金融機関が相手にしなかった顧客層(Underserved Markets)に商機を見出すフィンテックのスタートアップなど、デジタル技術を駆使して採算性を確保しつつ機会の均等を実現しようとする取り組みが進んでいる。
(関連スタートアップ)
クレジットカードのPetalが$127M(クレジットスコア不要; $127Mは融資枠)
https://www.petalcard.com/
住宅購入支援のDivvyが$200M(Divvyが代わりに購入して賃貸;資金ができたら購入に切り替え;家賃の一部を頭金に充当)
https://www.divvyhomes.com/
賃貸不動産入居支援のRhinoが$95M(敷金制度の保険化;高額な敷金→低額な保険料)
https://www.sayrhino.com/
少額ローンのSeedFiが$65M(信用履歴構築支援;$50Mは融資枠)
https://www.seedfi.com/
フリーランス向けモバイル銀行のLiliが$55M
https://lili.co/
賃貸不動産入居支援のLeaseLockが$52M(敷金制度の保険化;高額な敷金→低額な保険料)
https://leaselock.com/
学生向けクレジットカードのDeserveが$50M(信用履歴構築支援)
https://www.deserve.com/
債務整理支援のSymendが$43M(行動科学とAIによる債務者エンゲージメント)
https://symend.com/
信用履歴構築支援のKikoffが$30M
https://kikoff.com/
マイクロ保険APIのDigiSureが$13M(ライドシェアなど)
https://www.digisure.ai/
*金額は直近ラウンド;調達時期は2021年(8月末まで)
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