
(関連アジェンダ)
13.1 全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。
(関連カテゴリー)
<環境、エネルギー、食糧生産>
気候変動の要因には自然なものと人為的なものがありその区別は難しいが、近年の深刻な干ばつによる森林火災や集中豪雨による水害などは、化石燃料の大量消費による大気中の二酸化炭素濃度の増加、いわゆる地球温暖化の影響が大きいと言われている。カーボンニュートラル化に向けた行動変容など二酸化炭素排出削減の取り組みのすそ野が広がっているが、ここでは最近の二酸化炭素回収再利用、排出権取引、気象予測、災害リスク管理などのスタートアップを取り上げた。
(関連スタートアップ)
気象・海洋衛星データ解析のSpireが逆さ上場(NYSE:NSH)
https://www.spire.com/en
Puro.earthをNASDAQが買収(CO2排出削減マーケットプレース)
https://puro.earth/
WatchKeeperをDataminrが買収(災害リスク管理;マップで追跡)
https://watchkeeper.com/
気象予測のClimavisionが$100M
https://www.climavision.com/
局地気象予測のTomorrow.ioが$77M
https://www.tomorrow.io/
CO2回収再利用のTwelveが$57M(化学品生産)
https://www.twelve.co/
災害リスク予測解析のOne Concernが$45M(SOMPOも出資)
https://oneconcern.com/en/
二酸化炭素由来タンパク質食品のAir Proteinが$32M(微生物利用;Googleも出資)
https://www.airprotein.com/
二酸化炭素排出権マーケットプレースのPachamaが$15M(植林プロジェクト)
https://pachama.com/
ガスセンサ搭載ドローンのSeekOpsが$14M(石油ガス施設のメタンガス排出を点検;Caterpillarも出資)
https://www.seekops.com/
*金額は直近ラウンド;調達時期は2021年(8月末まで)
【更新情報】
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