
(関連アジェンダ)
10.c 2030年までに、移動労働者による送金コストを3%未満に引き下げ、コストが5%を超える送金経路を撤廃する。
(関連カテゴリー)
<フィンテック>
Goal 10の「各国内及び各国間の不平等を是正する」 は国内での所得再配分や国際間の経済援助が中心で民間企業の得意分野ではない。人種差別や男女差別による経済格差を是正しようとするスタートアップについてはGoal 1 No PovertyやGoal 5 Gender Equalityで取り上げた。ここではアジェンダ10cの「移動労働者による送金コスト」に関連して海外送金や米国の移民や留学生向けの金融サービスを取り上げてみた。
(関連スタートアップ)
海外送金のWiseが$226M(旧社名TransferWise;$226Mは融資枠)
https://wise.com/jp
海外送金のZeps/WorldRemitが$292M
https://www.zepzpay.com/
海外送金アプリのPaySendが$125M
https://paysend.com/
オンライン消費者金融のStiltが$100M(移民向けに特化;融資枠)
https://www.stilt.com/
留学生向け教育ローンのMPOWERが$100M
https://www.mpowerfinancing.com/
海外送金のThunesが$60M
https://www.thunes.com/
自動車ローンのLendbuzzが$60M(駐在員、留学生向け;融資枠$300Mも)
https://lendbuzz.com/
移民向けアプリのWelcomeTechが$35M(金融サービス、生活情報など;ソフトバンクも出資)
https://welcome.tech/
オンライン銀行のRewireが$20M(欧州の移民向け;海外送金に強み)
https://www.rewire.com/
クロスボーダー銀行アプリのZolveが$15M(印米間の留学生や移住者向け)
https://zolve.com/
*金額は直近ラウンド;調達時期は2021年(8月末まで)
【更新情報】
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